自然の中で働き、
育てる喜びを味わう
お米・野菜・果樹・家畜…それらを育てる。
自然を相手に、自然の中で働くことができる。
農畜産物が日に日に成長していくさまを実感できることで、育てる喜びを味わえる。
それらが、農業の大きな魅力のひとつ。
ミライの食を支えるシゴトを、はじめよう。
農業の魅力とは?
- 育てる喜びを味わえる
- 自然の中で働ける
- 地域の人たちとの関わりが持てる
- 安心・安全な食べ物を自ら作れる
農業をはじめるための道筋!
PROCESS
農業を始めるパターン
01. 新規参入する
ノウハウやネットワークに目処がつく場合、独立して運営ができ、経営者としての自覚が得られる新規参入も選択肢に入ります。
02. 農業法人に就職する
実際に農業を営んでいる農業法人に就職することで、技術・ノウハウやネットワークを着実に獲得できます。
おまけ 半農半X
現金収入を得るためのナリワイ(X)を行いながら、農業を行うというスタイルです。農業は自給的な意味合いが強くなりますが、就農のスタートとしても穏やかにはじめられることもあり(就業したまま始める方も)お金のリスクもある程度ヘッジできるスタイルとして近年注目されています。
独立に必要なもの
・資金
新しく農業を始めることは、起業することと同じで、経営開始には資金が必要となり、綿密な計画が必要です。
・農地
農業を始める際、まず必要となるものが農地です。水稲では広い農地が必要で10ヘクタール(100,000㎡)を超える水田を作付けしている方がいます。一方、いちごやトマトなどの施設園芸では、1,000㎡程の農地にビニールなどの透明な資材で覆われた園芸用ハウスを建て、小面積でも収益が上がる経営をしている方もいます。
・機械
農業に必要な機械は、栽培する農作物によって異なります。水稲と果物を例にすると、水稲では、土を耕すための「トラクター」、苗を植えるための「田植機」、収穫するための「コンバイン」等が必要であり、果物では、病害虫を防除するための農薬散布機「スピードスプレイヤー」が必要になります。これら農業機械を全て購入するには多額の資金が必要となります。
・住まい
皆さんの住まいと職場はどれくらい離れていますか?中には、電車で1時間以上かけて通勤している人もいるかもしれません。しかし、農業を始める際は、職場(栽培する農地)の出来るだけ近くに住まいがあることが理想です。これは、農業は天候や農作物の生育(病気や害虫の発生等)を観察し、日々の栽培管理を行わなければならないからです。
・技術
職業として農業を営むのであれば、しっかりと農業技術を習得する必要があります。「作りたい作物や飼いたい家畜」、「就農したい地域」などイメージが決まったら、栽培・飼養技術や経営管理のやり方を身に付けましょう。
また、「何をやりたいか」が決まっていなくても、実際に農業体験や研修に参加することもひとつの方法です。農家の方と話したり農作業をすることによって、農業や農村に対する理解を深めることができます。
「農業」はお米や野菜だけではなく畜産農家などとても幅が広いので、まずは様々な農家事情を調べることをオススメします。
そこで抱いた疑問を相談会で聞くことによって、疑問が解決しミライが見えてきます。
自身の興味のある農業に関連した法人に就職をし、知識と技術を身に付けましょう。
そこで地域の人や生産者との繋がりを作ることで、新しい自身の未来が得られます。
[ 就農前 ] サポート
「就農希望者向け」交付金(就農準備資金)
最大150万円/年(最長2年間)
農業を目指す方が、就農前に研修を行う場合に資金を交付
※年齢・研修先等の各種要件があります。
先輩の声
VOICE
農業は「幸せ」を実感できる仕事。
ピーチビレッジファーム株式会社
代表取締役 飯田 裕樹さん
2020年10月
私が農業をはじめたきっかけは転職がきっかけでした。以前は建設業で現場監督をしていました。自分ではどうにもならない気象条件や自然を相手にする農業。以前とは全く違う環境の農業をやることは不安でもあり、楽しみでもありました。
今では、桃の栽培をはじめ、いろんな作物の栽培にチャレンジし、頭を悩ませる日々を送っています。でも、その中にやりがいを見つけ、楽しく農業を行っています。自分の中でやりがいを見つけ、いろんなことにチャレンジをして楽しめることが農業に関わらず大切なことだと思います。
2023年10月
私が就農してからまもなく6年の月日が経ちます。 就農した当初は、園芸のことも、果樹のことも全くわかりませんでした。 しかし、そんな中でも、この地域の特産品である桃について後世に繋いでいきたいと思いました。
日々、作業を行い、多くの人と関わりをもったことでいつしかそれが自分の目標となりました。 今では、小さい会社ではありますが自らが代表となり、「砂丘桃百年プロジェクト」という事業を行政と民間企業、また、村民を巻き込んで実施しております。 砂丘桃が百年後も刈羽村の特産品であるために今私たちができること。この理念、目標が現在の私の活力となり、また、これからの大きな目標となっております。
これから就農される方も、自分の目標、夢を持ち、仕事にやりがいを見つけて取組んでもらいたいです。
新たな目標にチャレンジする農業の楽しさ。
有限会社アシスト二十一
代表取締役 木村 清隆さん
大学卒業後、12年間は建設業で営業・現場管理・労務管理の仕事をしていました。 自分の父親を含む集落の6世帯で立ち上げた農業法人が設立から約15年経ち後継者がいないという状況だったので、意を決して脱サラし就農しました。
就農後2年間は「農の雇用事業」を活用し研修生として勤務していましたが、そのころから「今のままでは先がない、何かチャレンジしていかないと…」と考えていました。 そして、早く経営者になりたいと思うようになりました。就農5年目で代表取締役に就任しました。
現在は新たに従業員を雇用し、業務の効率化を図り、様々なチャレンジをしています。失敗することも多いですが、常に天候等違う環境の中で仕事が出来ることを農業の楽しさと感じています。
雇用就農は休日や給料面も安心して働ける!
中島 秀 さん 上越市(独立就農に向け研修中)
私は現在、上越市にあります(有)内山農産で、就農3年目を迎えています。
私が雇用就農を選んだ理由は、実家が農家ではなかったからです。雇用就農は、農作業をしながら、休日や給料面でも安心して働けます。
農業法人での仕事は、体力、気力ともに辛いこともありますが、自分の作ったお米を食べて、笑顔になっている人を見るとやりがいになります。県内でも農業法人はたくさんあるので、就活だけでなく、自分自身の学びも深める為にも様々な会社に研修に行くことがおすすめです。
技術取得やノウハウを学ぶためには、法人就職が近道!
匿名 さん 新潟市
私は、将来独立を目指しており、技術習得やノウハウを学ぶためには法人就業することが近道と考えました。そこで、平成30年度のチャレンジフェアに参加し、現在勤めている西蒲区の農業法人と出会いました。チャレンジフェアでは、直接面談することで生の声を聞け、自分のビジョンや考えを伝えることができます。現在は、独立に向け技術を磨くべく、日々研修に励み、農作業に汗を流しています。
皆さんも参加してみて、直接話を聞いてみてはいかがでしょうか。よい出会いがあるかもしれません。
ゆっくりと時が流れる
大自然が職場になる
農業の魅力は食に全てが直結すること。
自分で作るからこそ、自ら安心・安全な食べ物を作ることが出来る。
また肝心なのが地域の人や生産者同士の繋がり。
この繋がりができることに魅力を感じ、農業を始める人も少なくはない。